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製品情報

禁忌、効能・効果、用法・用量

Last Update:2017.9.20

禁忌

禁忌(次の患者には投与しないこと)
  1. (1)本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  2. (2)妊婦又は妊娠している可能性のある女性 [「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照]
  3. (3)重度の肝機能障害(Child-Pugh分類C)のある患者[使用経験がなく、本剤の血中濃度が著しく上昇するおそれがある。]
  4. (4)重度の腎機能障害(クレアチニン・クリアランス15mL/min未満)のある又は透析中の患者[使用経験がなく、本剤の血中濃度が著しく上昇するおそれがある。]
  5. (5)硝酸剤又は一酸化窒素(NO)供与剤(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド、ニコランジル等)を投与中の患者[「相互作用」の項参照]
  6. (6)ホスホジエステラーゼ(PDE)5阻害剤を投与中の患者[症候性低血圧を起こすことがある。(「相互作用」の項参照)]
  7. (7)アゾール系抗真菌剤(イトラコナゾール、ボリコナゾール)、HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル、ロピナビル・リトナビル、インジナビル、アタザナビル、サキナビル)、オムビタスビル・パリタプレビル・リトナビルを投与中の患者[本剤の血中濃度が著しく上昇するおそれがある。(「相互作用」の項参照)

効能・効果

  • ・外科的治療不適応又は外科的治療後に残存・再発した慢性血栓塞栓性肺高血圧症
  • ・肺動脈性肺高血圧症
【効能・効果に関連する使用上の注意】
  1. 1)本剤の使用にあたっては、最新の慢性血栓塞栓性肺高血圧症、又は肺動脈性肺高血圧症に対する治療ガイドライン1, 2)を参考に投与の要否を検討すること。
  2. 2)肺動脈性肺高血圧症のWHO機能分類クラスIVにおける有効性及び安全性は確立していない。

用法・用量

用量調節期
通常、成人にはリオシグアトとして1回1.0mg 1日3回経口投与から開始する。2週間継続して収縮期血圧が95mmHg以上で低血圧症状を示さない場合には、2週間間隔で1回用量を0.5mgずつ増量するが、最高用量は1回2.5mg 1日3回までとする。収縮期血圧が95mmHg未満でも低血圧症状を示さない場合は、現行の用量を維持するが、低血圧症状を示す場合には、1回用量を0.5mgずつ減量する。
用量維持期
用量調節期に決定した用量を維持する。用量維持期においても、最高用量は1回2.5mg 1日3回までとし、低血圧症状を示すなど、忍容性がない場合には、1回用量を0.5mgずつ減量する。
【用法・用量に関連する使用上の注意】
  1. (1)患者の状態に応じて1回1.0mg 1日3回より低用量からの開始も考慮すること。[「慎重投与」、「相互作用」の項参照]
  2. (2)投与間隔は約6~8時間間隔とすることが望ましい。ただし、1回の服用を忘れた場合には、次回の服用時刻に1回用量を服用させる。
  3. (3)3日間以上投与が中断した場合、再開時には、開始時の用量を考慮し、「用法・用量」に従い用量調節を行う。

「効能・効果」、「用法・用量」、「禁忌を含む使用上の注意」、「効能・効果に関連する使用上の注意」、「用法・用量に関連する使用上の注意」等詳細については、添付文書をご参照ください。

  • 1) 安藤太三ら:日本循環器学会等の合同研究班: 肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断、治療、予防に関するガイドライン
    (2009年改訂版)
  • 2) 中西宣文ら:日本循環器学会等の合同研究班:肺高血圧症治療ガイドライン(2012年改訂版)