可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)刺激剤 アデムパス®(リオシグアト)錠の医療関係者向けサイト

アデムパス錠 医療関係者の方

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臨床成績

プラセボ対照二重盲検比較試験
(国際共同第III相試験 CHEST-1試験)

アデムパス®群はプラセボ群と比較し、投与16週後の6分間歩行距離を有意に改善しました(CHEST-1)。

主要評価項目(6分間歩行距離)による試験評価 (16週後)

主要評価項目(6分間歩行距離)による試験評価 (16週後)

ITT解析による評価
※国/地域を層とした層別Wilcoxon検定

帰属値=治験を完了あるいは中止した被験者について、第12週までの最終測定値(安全性追跡来院を含まない)で補完した値。ただし、死亡・臨床的悪化で中止来院がなかった、あるいは中止来院時の測定値がなかった場合は最悪値で欠測値を補完した。

  • Ghofrani HA et al. N Engl J Med. 369, 319(2013)より作図
    承認申請時評価資料

アデムパス®群はプラセボ群と比較し、WHO機能分類を改善した患者の割合が高いことが確認されました(CHEST-1)。

WHO機能分類の16週後におけるベースラインからの変化量

WHO機能分類の16週後におけるベースラインからの変化量

ITT解析による評価

WHO機能分類のクラスが1段階以上改善した場合を「改善」、変化しなかった場合を「不変」、1段階以上悪化した場合を「悪化」と分類した。投与群間の比較のための検定には、クラスの変化量(治験終了時のクラス-開始時のクラス)を用いた。

※国/地域を層とした層別Wilcoxon検定

  • Ghofrani HA et al. N Engl J Med. 369, 319(2013)より作図
    承認申請時評価資料

アデムパス®群は、平均肺動脈圧、心拍出量、肺血管抵抗、NT-proBNPにおいてプラセボ群と比較し、有意に改善しました(CHEST-1)。

アデムパスR群は、平均肺動脈圧、心拍出量、肺血管抵抗、NT-proBNPにおいてプラセボ群と比較し、有意に改善しました(CHEST-1)

  • Ghofrani HA et al. N Engl J Med. 369, 319(2013)より作図
    承認申請時評価資料

有害事象の発現率は、アデムパス®群で92%(159/173例)、プラセボ群で86%(76/88例)でした(CHEST-1)。

16週後における主な有害事象

16週後における主な有害事象

安全性解析対象集団/治験薬投与下
アデムパス®群で発現率が5%以上の事象を抜粋
MedDRA version 15.0

なお、重篤な有害事象発現率は、アデムパス®群で19.7%(34/173例)、プラセボ群で15.9%(14/88例)でした。
このうち、治験薬と関連のある重篤な有害事象はアデムパス®群で6例(3.5%)、プラセボ群で1例(1.1%)に認められ、アデムパス®群では、失神が3例(1.7%)、胃炎、急性腎不全、低血圧がそれぞれ1例(0.6%)、プラセボ群では、失神および損傷が1例(1.1%)でした。

  • Ghofrani HA et al. N Engl J Med. 369, 319(2013)より改変
    承認申請時評価資料

プラセボ対照二重盲検比較試験 (国際共同第III相試験 CHEST-1試験)の概要

プラセボ対象二重盲検比較試験 (国際共同第III相試験 CHEST-1試験)の概要

  • CTEPH(chronic thromboembolic pulmonary hypertension):慢性血栓塞栓性肺高血圧症
  • PH(pulmonary hypertension):肺高血圧症
  • TID:1日3回
  • NT-proBNP:ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド前駆体N端フラグメント
※ 用量調節時の指標として用いる収縮期血圧について、第Ⅲ相試験ではその基準値を“95mmHg以上”、“90~94mmHg”及び“90mmHg未満”に分けたが、[承認用法・用量]では日常臨床においてより実用的なものにす るため、“95mmHg 以上”と“95mmHg 未満”の2つに分けた。
[承認用法・用量]
用量調節期
通常、成人にはリオシグアトとして1回1.0mg 1日3回経口投与から開始する。2週間継続して収縮期血圧が・95mmHg以上で低血圧症状を示さない場合には、2週間間隔で1回用量を0.5mgずつ増量するが、最高用量は1回 2.5mg 1日3回までとする。収縮期血圧が95mmHg未満でも低血圧症状を示さない場合は、現行の用量を維持するが、低血圧症状を示す場合には、1回用量を0.5mgずつ減量する。
用量維持期
用量調節期に決定した用量を維持する。用量維持期においても、最高用量は1回2.5mg 1日3回までとし、低血圧症状を示すなど、忍容性がない場合には、1回用量を0.5mgずつ減量する。