臨床試験

肺動脈性肺高血圧症患者において
マシテンタン+ アデムパス(リオシグアト)初期併用療法が
臨床および血行動態に及ぼす効果

ベースライン時の患者背景

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RHC:右心功了一了心後查IPAH:特异性肺動脈性肺高血压產。 APAH:他疾患上岸三肺動脈性肺高血压症、CTD: 結合组臟病、HIVEF免疫不全之心人

Sulica, et al., Pulm Circ. 2019 Jan-Mar;9(1):2045894019826944. doi: 10.1177/2045894019826944. より改変
著者にBayer社より講演料を受領している者を含む。

6分間歩行距離の推移(n=14)

6分間歩行距離の推移(n=14)

【試験概要】
目的:マシテンタン+リオシグアト初期併用療法がPAH患者の臨床および血行動態に及ぼす効果を後ろ向きに評価する。
対象:2014~2016年にMount Sinai Beth Israel 病院において新たにPAHと診断され、マシテンタン+リオシグアト初期併用療法を開始したPAH患者 15例
方法:マシテンタンとリオシグアトによるupfront combination therapyを受けたPAH患者15例における後ろ向き調査研究。ベースライン時、1次フォローアップ時、2次フォローアップ時の臨床および血行動態指標の変化を検討した。 安全性:5例で副作用(鼻閉の悪化2例、頭痛2例、下肢浮腫1例)が報告され、いずれも軽度で支持療法により回復した。予期しないあるいは重篤な有害事象は認められなかった。死亡3例(いずれもPH以外の原因)、肺移植1例、右心不全による入院1例、PAH治療薬のエスカレーション4例が報告された。

Sulica, et al., Pulm Circ. 2019 Jan-Mar;9(1):2045894019826944. doi: 10.1177/2045894019826944. より改変
著者にBayer社より講演料を受領している者を含む。

Borgスコアの推移(n=14)

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【試験概要】
目的:マシテンタン+リオシグアト初期併用療法がPAH患者の臨床および血行動態に及ぼす効果を後ろ向きに評価する。
対象:2014~2016年にMount Sinai Beth Israel 病院において新たにPAHと診断され、マシテンタン+リオシグアト初期併用療法を開始したPAH患者 15例
方法:マシテンタンとリオシグアトによるupfront combination therapyを受けたPAH患者15例における後ろ向き調査研究。ベースライン時、1次フォローアップ時、2次フォローアップ時の臨床および血行動態指標の変化を検討した。 安全性:5例で副作用(鼻閉の悪化2例、頭痛2例、下肢浮腫1例)が報告され、いずれも軽度で支持療法により回復した。予期しないあるいは重篤な有害事象は認められなかった。死亡3例(いずれもPH以外の原因)、肺移植1例、右心不全による入院1例、PAH治療薬のエスカレーション4例が報告された。

Sulica, et al., Pulm Circ. 2019 Jan-Mar;9(1):2045894019826944. doi: 10.1177/2045894019826944. より改変
著者にBayer社より講演料を受領している者を含む。

BNPの推移(n=15)

BNPの推移(n=15)

【試験概要】
目的:マシテンタン+リオシグアト初期併用療法がPAH患者の臨床および血行動態に及ぼす効果を後ろ向きに評価する。
対象:2014~2016年にMount Sinai Beth Israel 病院において新たにPAHと診断され、マシテンタン+リオシグアト初期併用療法を開始したPAH患者 15例
方法:マシテンタンとリオシグアトによるupfront combination therapyを受けたPAH患者15例における後ろ向き調査研究。ベースライン時、1次フォローアップ時、2次フォローアップ時の臨床および血行動態指標の変化を検討した。 安全性:5例で副作用(鼻閉の悪化2例、頭痛2例、下肢浮腫1例)が報告され、いずれも軽度で支持療法により回復した。予期しないあるいは重篤な有害事象は認められなかった。死亡3例(いずれもPH以外の原因)、肺移植1例、右心不全による入院1例、PAH治療薬のエスカレーション4例が報告された。

Sulica, et al., Pulm Circ. 2019 Jan-Mar;9(1):2045894019826944. doi: 10.1177/2045894019826944. より改変
著者にBayer社より講演料を受領している者を含む。

WHO機能分類の推移(n=15)

WHO機能分類の推移(n=15)

【試験概要】
目的:マシテンタン+リオシグアト初期併用療法がPAH患者の臨床および血行動態に及ぼす効果を後ろ向きに評価する。
対象:2014~2016年にMount Sinai Beth Israel 病院において新たにPAHと診断され、マシテンタン+リオシグアト初期併用療法を開始したPAH患者 15例
方法:マシテンタンとリオシグアトによるupfront combination therapyを受けたPAH患者15例における後ろ向き調査研究。ベースライン時、1次フォローアップ時、2次フォローアップ時の臨床および血行動態指標の変化を検討した。 安全性:5例で副作用(鼻閉の悪化2例、頭痛2例、下肢浮腫1例)が報告され、いずれも軽度で支持療法により回復した。予期しないあるいは重篤な有害事象は認められなかった。死亡3例(いずれもPH以外の原因)、肺移植1例、右心不全による入院1例、PAH治療薬のエスカレーション4例が報告された。

Sulica, et al., Pulm Circ. 2019 Jan-Mar;9(1):2045894019826944. doi: 10.1177/2045894019826944.
著者にBayer社より講演料を受領している者を含む。

血行動態指標の推移

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【試験概要】
目的:マシテンタン+リオシグアト初期併用療法がPAH患者の臨床および血行動態に及ぼす効果を後ろ向きに評価する。
対象:2014~2016年にMount Sinai Beth Israel 病院において新たにPAHと診断され、マシテンタン+リオシグアト初期併用療法を開始したPAH患者 15例
方法:マシテンタンとリオシグアトによるupfront combination therapyを受けたPAH患者15例における後ろ向き調査研究。ベースライン時、1次フォローアップ時、2次フォローアップ時の臨床および血行動態指標の変化を検討した。 安全性:5例で副作用(鼻閉の悪化2例、頭痛2例、下肢浮腫1例)が報告され、いずれも軽度で支持療法により回復した。予期しないあるいは重篤な有害事象は認められなかった。死亡3例(いずれもPH以外の原因)、肺移植1例、右心不全による入院1例、PAH治療薬のエスカレーション4例が報告された。

Sulica, et al., Pulm Circ. 2019 Jan-Mar;9(1):2045894019826944. doi: 10.1177/2045894019826944.
著者にBayer社より講演料を受領している者を含む。  

生存率(Kaplan-Meier 曲線)

生存率(Kaplan-Meier 曲線)

【試験概要】
目的:マシテンタン+リオシグアト初期併用療法がPAH患者の臨床および血行動態に及ぼす効果を後ろ向きに評価する。
対象:2014~2016年にMount Sinai Beth Israel 病院において新たにPAHと診断され、マシテンタン+リオシグアト初期併用療法を開始したPAH患者 15例
方法:マシテンタンとリオシグアトによるupfront combination therapyを受けたPAH患者15例における後ろ向き調査研究。ベースライン時、1次フォローアップ時、2次フォローアップ時の臨床および血行動態指標の変化を検討した。 安全性:5例で副作用(鼻閉の悪化2例、頭痛2例、下肢浮腫1例)が報告され、いずれも軽度で支持療法により回復した。予期しないあるいは重篤な有害事象は認められなかった。死亡3例(いずれもPH以外の原因)、肺移植1例、右心不全による入院1例、PAH治療薬のエスカレーション4例が報告された。

Sulica, et al., Pulm Circ. 2019 Jan-Mar;9(1):2045894019826944. doi: 10.1177/2045894019826944.
著者にBayer社より講演料を受領している者を含む。  

ESC/ERSガイドラインにおけるリスク分類*の変化

ESC/ERSガイドラインにおけるリスク分類*の変化

【試験概要】
目的:マシテンタン+リオシグアト初期併用療法がPAH患者の臨床および血行動態に及ぼす効果を後ろ向きに評価する。
対象:2014~2016年にMount Sinai Beth Israel 病院において新たにPAHと診断され、マシテンタン+リオシグアト初期併用療法を開始したPAH患者 15例
方法:マシテンタンとリオシグアトによるupfront combination therapyを受けたPAH患者15例における後ろ向き調査研究。ベースライン時、1次フォローアップ時、2次フォローアップ時の臨床および血行動態指標の変化を検討した。 安全性:5例で副作用(鼻閉の悪化2例、頭痛2例、下肢浮腫1例)が報告され、いずれも軽度で支持療法により回復した。予期しないあるいは重篤な有害事象は認められなかった。死亡3例(いずれもPH以外の原因)、肺移植1例、右心不全による入院1例、PAH治療薬のエスカレーション4例が報告された。

Sulica, et al., Pulm Circ. 2019 Jan-Mar;9(1):2045894019826944. doi: 10.1177/2045894019826944.
著者にBayer社より講演料を受領している者を含む。

オープンラベル試験の概要

目的 マシテンタン+リオシグアト初期併用療法がPAH患者の臨床および血行動態に及ぼす効果を後ろ向きに評価する。
対象 2014~2016年にMount Sinai Beth Israel 病院において新たにPAHと診断され、マシテンタン+リオシグアト初期併用療法を開始したPAH患者 15例
方法
  • マシテンタン+リオシグアト初期併用療法を受けたPAH患者における後ろ向き調査研究。 ベースライン時、1次フォローアップ時、2次フォローアップ時の臨床および血行動態指標の変化を検討した。
  • 2018年9月12日までの生存および肺移植実施の状況、臨床的悪化イベント*の有無、有害事象を検討した。
評価実施時期

Sulica, et al., Pulm Circ. 2019 Jan-Mar;9(1):2045894019826944. doi:
10.1177/2045894019826944.

評価項目

<安全性>

  • 11例(73%)の患者がリオシグアト最高用量の7.5mg/dayまで増量できた。 4例は血圧低下(3例)あるいは頭痛(1例)により漸増中止し、低用量で継続した。
  • 5例で副作用が報告された。
    • 鼻閉の悪化2例、頭痛2例、下肢浮腫1例が認められ、いずれも軽度で支持療法により回復した。
    • 予期しないあるいは重篤な有害事象は認められなかった。
  • 臨床的悪化

 

Sulica, et al., Pulm Circ. 2019 Jan-Mar;9(1):2045894019826944. doi:
10.1177/2045894019826944.

結論
  • マシテンタン+リオシグアト初期併用療法を実施したPAH患者において、6分間歩行距離、WHO機能分類、BNP、血行動態指標の有意な改善が認められた。
  • 治療開始12ヶ月後には全体の47%の患者において、重症度に基づくPAHの予後リスク分類の中~高リスクから低リスクへの改善が認められた。
  • PHと関連しない死亡が3例、肺移植が1例報告され、3年生存率は85.1%であった。
  • 予期しないあるいは重篤な有害事象は認められず、初期併用療法の副作用プロファイルは良好であった。
  • PAH患者の後ろ向きコホート研究において、マシテンタン+リオシグアト初期併用療法の有用性が示された。
     

Sulica, et al., Pulm Circ. 2019 Jan-Mar;9(1):2045894019826944. doi:
10.1177/2045894019826944.